注釈付きデータセットを生成

機能説明

このオペレータは、特定の形式の注釈データをCOCOデータセット形式に変換するために使用され、ディープラーニングモデルのトレーニングのために移行されたCVAT注釈プラットフォームに直接アップロードできます。

利用シーン

ディープラーニングデータを準備し、注釈の最適化やモデルデータの管理にさらに使用できます。

入力と出力

入力項目

パスを保存:元の注釈データが格納されているフォルダを指定します。オペレータはこのフォルダ内の.pngファイルを検索し、各.pngファイルに対応する同名の.jsonファイル(例:image1.pngはimage1.jsonに対応)が存在することを期待します。

この入力ポートがデータに接続されている場合(つまり、パスが提供されている場合)、このパスはパラメータパネルで設定された「パスを保存」パラメータを上書きし、元データの読み取りパスとして使用されます。

この入力ポートがデータに接続されていない場合(空の場合)、オペレータはパラメータパネルの「パスを保存」で指定されたパスを元データの読み取りパスとして使用します。

出力項目

ファイル名:実際に保存されたCOCOデータセットファイルのメイン名。

パラメータ説明

注釈名パラメータは、正しい形式の配列として提供する必要があります。各カスタムカテゴリ名は、例えば["カテゴリA", "カテゴリB"]のように、英語の二重引用符(")で囲む必要があります。そうしないと、「書式設定に失敗しました」というプロンプトが表示されます。

パスを保存

パラメータ説明

ファイル保存先のターゲットフォルダパスを指定するために使用されます。

チューニング説明

  • パスを指定:有効なフォルダパスを直接入力するか、右側のアイコンをクリックしてフォルダパスを選択します。

  • パスを指定しない:パスを入力しない場合、オペレータはデフォルトで.transfertech atomフォルダ内にfile_save_dirというサブフォルダを作成し、ストレージパスとして使用します。これは、一時的な保存や特定の保存場所を気にしない場合に便利です。

  • パスチェック:オペレータは指定されたパスが有効かどうかをチェックします。パスが既存のファイル(フォルダではない)を指している場合、またはパスが無効な場合、オペレータはエラーを報告します。指定されたパスが存在しない場合は、作成を試みます。

名を保存

パラメータ説明

保存ファイル名を指定します。ファイル拡張子を含める必要はありません。

チューニング説明

後で簡単に検索および管理できるように、説明的な名前を使用することをお勧めします。特殊文字の使用は避けてください。

デフォルト名:data

1つのファイルのみを保存

パラメータ説明

ファイル保存戦略を設定し、単一ファイルまたは複数ファイルとして保存します。

チューニング説明

  • 無効(デフォルト):複数のファイルを生成し、重複を避けるために指定されたファイル名の後にタイムスタンプを自動的に追加します。履歴データの記録や複数の実行結果が必要なシナリオに適しています。

  • 有効:オペレータは実行されるたびに、指定された名前をファイル名として使用してデータを保存しようとします。ファイルが既に存在する場合、新しいデータは古いファイルを上書きします。例えば、前の結果を上書きするなど、固定ファイル名出力が必要なシナリオに適しています。

最大メモリを保存

パラメータ説明

保存ディレクトリに保存できるファイルの最大合計サイズを設定します。フォルダ内の関連ファイルの合計サイズがこの制限を超えると、ソフトウェアはスペースを解放するためにそのディレクトリ内の同じ種類の最も古いファイルを削除しようとします。

チューニング説明

利用可能なディスク容量とデータ保持のニーズに基づいてこの値を設定してください。

  • 値が小さいほど:古いファイルがより頻繁に削除され、ディスク容量が節約されますが、履歴データがより速く失われる可能性があります。

  • 値が大きいほど:より多くの履歴データを保存できますが、より多くのディスク容量を占有します。

パラメータ範囲

[0.00001, 10]、デフォルト値:10、単位:GB

注釈名

パラメータ説明

データセット内のすべての可能なオブジェクトカテゴリ名を定義するために使用される文字列のリスト。リスト内の各文字列はカテゴリを表します。

チューニング説明

  • カスタムカテゴリ:要件に応じてカスタムカテゴリ名でこのリストを設定します。例えば、プロジェクトが「cat」、「dog」、「person」を検出する場合、["cat", "dog", "person"]に設定できます。

  • カテゴリIDマッピング:オペレータは、リストの最初の名前をID 1に、2番目をID 2に、というように自動的にマッピングします。ただし、注釈ファイルでは、ラベルフィールドは0から始まる数値文字列を使用してカテゴリ名に対応します。

  • デフォルト値:このリストが空の場合、オペレータはデフォルトで["0", "1", "2", "3", "4"]をカテゴリ名として使用し、最大5つのカテゴリをサポートします。