🔶ピック点生成

機能説明

このオペレーターは、入力されたマッチング結果位姿リストとピック点ファイルに基づいて、各マッチング位姿に対して具体的なピック点位姿のセットを生成します。

使用シーン

3Dマッチングで識別された同じ種類の物体について、シーン内での位姿が異なっていても、このオペレーターをピック点ファイルと組み合わせて使用することで、その物体に対する有効なピック点を生成できます。

入力・出力

入力項目

マッチング結果: 入力する位姿リスト。通常は3Dマッチングオペレーターの出力から取得されます。

描画シーン(オプション): シーン点群。主に可視化インターフェースで生成されたピック点を描画表示するために使用され、計算に直接関与しません。

出力項目

ピック点位姿:

生成されたピック点リスト。以下の重要情報を含みます:

id: ピック点ファイル内でのピック点の一意ID。

priority: ピック点の優先度(通常はピック点ファイルで定義)。

uuid: 関連する入力マッチング結果のuuid。

score: 関連する入力マッチング結果のscore。

pose: シーン内でのこのピック点の6次元位姿 [x, y, z, rx, ry, rz] (Rodriguesベクトル表現)。

matrix: このピック点位姿に対応する4x4同次変換マトリックス。

name: ピック点の名前(通常はピック点ファイルで定義)。

origin_pose: 対応する元の入力マッチング結果位姿。

model_binding_name: 対応する入力マッチング結果のモデルバインディング名。

パラメータ説明

ピック点ファイル

パラメータ説明

このピック点ファイルは、Epic Proのマッチングテンプレート編集ツールで対象物体用に事前に作成される必要があります。

調整説明

ATOMパラメータマッピングテーブルでマッチングモデルのパラメータグループを作成し、モデルファイルとピック点設定ファイルをバインドします。このパラメータグループをEpic Proフロントエンドにマッピングすることで、マッチングテンプレート編集ツールで生成された関連ファイルをATOMアルゴリズムに渡すことができます。