ポーズチェンジをつかむ / グラブポイント変換

機能説明

このオペレータは、入力されたポーズ(カメラ座標系で計算されたピックポーズまたはピックポイント)を「ハンドアイキャリブレーションマトリクス」を使用してロボットのベース座標系に変換するために使用されます。

使用シナリオ

  • 座標系統一:ロボットの視覚ピッキングプロセスでは、カメラによって識別されたポーズは通常カメラ座標系にありますが、ロボットの実行にはベース座標系でのポーズが必要です。このオペレータは、カメラ座標系のピックポーズをロボットのベース座標系に変換するために使用されます。

  • ポーズ伝達:異なる座標系間でポーズ情報を伝達および変換します。

入出力

ポーズチェンジをつかむ:

入力項目

位置情報をつかむ:入力されたポーズのリスト。通常はカメラ座標系にあります。

ハンドアイキャリブレーションマトリクス:同次変換行列。カメラ座標系からロボット座標系への変換を表します。

出力項目

位置情報をつかむ:ターゲット座標系に変換された後のポーズのリスト。

グラブポイント変換:

入力項目

グラブポイントの位置:入力されたピックポイントのリスト。通常はカメラ座標系にあります。

回転マトリックス:上記と同じ、4x4同次変換行列。

出力項目

グラブポイントの位置:ターゲット座標系に変換された後のピックポイントのリスト。

パラメータ説明

【ポーズチェンジをつかむ】、【グラブポイント変換】オペレータの機能は同じですが、入出力データ型のみが異なります。

  • ポーズチェンジをつかむ:一般的なポーズのリスト(PosesList)を処理します。

  • グラブポイント変換:特定のピックポイントのリスト(PickPointList)を処理します。

ノードを有効にする

パラメータ説明

このオペレータが計算を実行するかどうかを制御します。

調整説明

  • 有効(デフォルト):オペレータは正常に機能します。

  • 無効:オペレータは何も操作を行わず、入力データを直接出力します。