ポイントクラウドを平面に投影する

このオペレータには2つのバージョンがあります:

  • ポイントクラウドの平面への投影: 法線情報のないポイントクラウドを処理します。

  • ポイントクラウドの平面への投影(法線付き): 法線情報を持つポイントクラウドを処理します。

両者のコア機能は完全に同じで、処理するポイントクラウドデータのタイプのみが異なります。出力される凸点群は入力ポイントクラウドのタイプを保持します。

機能説明

このオペレータは、入力されたポイントクラウドデータ内の各点を、ユーザーが定義した1つまたは複数の幾何平面に投影するために使用されます。投影先の目標平面は、平面方程式または平面法線ベクトルを提供することによって指定できます。

使用シーン

  • データ分析: 3次元ポイントクラウドを2次元平面に投影することで、特定の断面における点の分布を観察したり、後続の2次元画像処理アルゴリズムの準備をするなど、分析を簡略化できます。

  • 特徴抽出: 形状認識や特徴記述を行う前に、ポイントクラウドを特定の平面に投影することで、特定の幾何学的特徴を強調するのに役立つ場合があります。

  • 位置決めと整列: ポイントクラウドを既知の平面(地面、テーブル面など)に投影することで、物体の位置を特定したり、姿勢を整列させたりするのに役立ちます。

入出力

入力項目

ポイントクラウド:入力されたポイントクラウドまたはポイントクラウドリスト。

投影軸:入力ポイントクラウドリストと1対1で対応する投影軸/平面情報を含むリスト。

出力項目

プロジェクションポイントクラウド:投影フィルタリング後に残ったポイントクラウドリスト。

パラメータ説明

入力ポイントクラウドリストと投影軸リストは1対1で対応している必要があります。

ノードを有効にする

パラメータ説明

このオペレータが計算を実行するかどうかを制御します。

調整説明

  • 有効(デフォルト):このオペレータ機能を正常に実行します。

  • 無効:オペレータは何の操作も実行せず、入力データを直接出力します。