EpicPro入力(単一データセット)

機能説明

このオペレータはATOMとEpic Pro間のインタラクションのための主要なエントリノードであり、Epic Proからのデータ受信を担当します。「EpicPro入力」オペレータとの主な違いは、このオペレータは実行ごとに1セットのデータのみを処理および出力する点、つまりシングルカメラシーン向けである点です。

使用シーン

  • シングルカメラシーン。

  • オンライン操作:アルゴリズムフローの開始点として、Epic Proからリアルタイムでデータを受信します。

  • オフラインデバッグとテスト:実際のハードウェアに接続せずにアルゴリズムフローをテストおよび最適化するために、ローカルに保存された.epicrawファイルまたはファイルシーケンスをロードします。

入出力

入力項目

カラー画像 ポイントクラウド カメラ内部リファレンス カメラの歪み 3D ROI ハンドアイキャリブレーションマトリクス(回転ベクトル)

出力項目

画像:入力またはファイルから取得した画像のリスト。

ポイントクラウド(カメラ座標系):入力またはファイルから取得した生のポイントクラウドのリスト。

カメラ内部リファレンス:カメラ内部パラメータ行列。

カメラの歪み:カメラ歪みデータ。

3D ROI:3D ROIのリスト。

ハンドアイキャリブレーションマトリクス(回転マトリクス):ハンドアイキャリブレーション行列。

パラメータ説明

シングルカメラシーンに適用可能です。マルチカメラスティッチングシーンの場合は、「EpicPro入力」オペレータを使用してください。

データ読み取り方法

パラメータ説明

オペレータがデータを取得する方法を選択します。

パラメータ調整手順

  • EpicPro入力から(デフォルト):Epic Proから送信された単一データセットを受信し、オンラインでの連携デバッグが必要です。

  • ローカルファイル読み取り:指定された単一の.epicrawファイルのみを読み取ります。

  • ローカルフォルダ読み取り:指定されたローカルフォルダ内の.epicrawファイルを順番にループして読み取り、ROIおよびハンドアイキャリブレーション情報を取得するために同ディレクトリ内のrunSpace.jsonファイルの読み取りを試みます。