🟠 ターゲット検出(方向認識)
機能説明
オペレーターは深度学習に基づいて入力画像に対してターゲット検出を実行します。標準的な矩形ボックス検出とは異なり、このオペレーターは物体の回転角度を認識して出力でき、ターゲットの方向を区別し、物体により密着した回転矩形ボックスを生成できます。
使用シーン
アプリケーションシーンで物体を位置決めするだけでなく、その正確な配置姿勢や方向を知る必要がある場合、このオペレーターを選択できます。例えば自動化組立フローで、部品が正確な角度で位置決めと設置を行うことを確保する;製品上の特定特徴が正確な回転角度にあるかどうかを検査する;物体の方向に基づいて分類を行うなど。
入力・出力
入力項目 |
画像:検出対象の単一カラー画像。 |
出力項目 |
検出結果:検出インスタンスのリスト。リスト中の各要素は認識された物体を表し、そのカテゴリ、信頼度スコア、正確な位置と方向を描述する回転矩形ボックスを含みます。 |
パラメータ説明
重みファイル
パラメータ説明 |
事前に訓練された、回転ターゲット検出用のモデルファイルをロードします。 |
調整説明 |
現在の特定アプリケーションシーンとターゲット物体に対して訓練されたモデルファイルを選択してアップロードします。モデルの品質は結果の精度と堅牢性を直接決定します。 |
パラメータ範囲 |
ファイル形式要求は.pth形式です。 |
信頼度閾値
パラメータ説明 |
モデル出力結果の「信頼性」閾値を設定するために使用されます。モデルが各物体を認識する際、0から1までのスコアを与え、その認識結果への信頼度の高さを表します。このスコアが閾値より高い物体のみが有効結果として出力されます。 |
調整説明 |
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パラメータ範囲 |
[0,1]、デフォルト値:0.5 |
GPU加速を有効にする
パラメータ説明 |
オペレーターがCPUまたはGPUを使用して計算するかを制御します。深度学習モデルは計算量が大きいため、GPUを使用することで処理速度を大幅に向上させることができます。 |
調整説明 |
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回転を有効にする
パラメータ説明 |
モデルが角度回転を訓練するかどうかを設定し、回転検出ボックスをより物体に密着させるために使用されます。 |
調整説明 |
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旧バージョンアノテーションモデル
パラメータ説明 |
旧バージョンデータアノテーション方式で訓練されたモデルを処理するために使用されます。 |
調整説明 |
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