カメラIPの取得と設定方法
実際の運用では、カメラIPの取得と設定方法は主に2つあります:「カメラIP管理ツール」を使用する方法、または「ルーター設定ツール」を使用する方法です。ご利用のネットワーク環境に応じて適切な方法を選択してください。
シナリオ | 推奨方法 |
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カメラが産業用PCに直接接続されている、またはルーター経由で産業用PCに接続されている場合 |
「カメラIP管理ツール」を使用してIPの確認・設定を行います。ほとんどのローカル展開シーンに適しています。 |
カメラがルーター経由で産業用PCに接続されている場合 |
ルーター管理画面で「ルーター設定ツール」を使用してIP管理を行います。集中管理が必要なシーンに適しています。 |
どの方法を使用する場合でも、カメラIPアドレスと産業用PCのネットワークポートIPアドレスが同じサブネットにあることを必ず確認してください。そうでない場合、デバイス間の正常な通信ができません。 |
「カメラIP管理ツール」を使用する
「カメラIP管理ツール」は、カメラと産業用PCが同じローカルネットワークまたは直接接続されているシーンに適しています。このツールを使うことで、ユーザーはカメラのIPアドレスを簡単に確認・変更でき、静的IPと動的IP(DHCP)の両方に対応しています。
操作手順
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ご利用のOSに応じてカメラIP管理ツールをダウンロード・インストールします。
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ツールを起動すると、現在のネットワーク内のカメラとそのIPアドレスが自動的にスキャン・表示されます。
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対象カメラを選択し、以下の操作が可能です:
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現在のIPアドレス等の情報を確認。
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IP割り当て方式(静的IPまたはDHCP)の変更。
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新しい静的IPアドレスを設定し、産業用PCと同じサブネットであることを確認。
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変更を適用後、カメラの再起動を待ち、設定を有効にします。
詳細な操作説明はカメラIP管理ツール使用ガイドを参照してください。
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ツールでカメラが見つからない場合は、よくある質問を参照してください。 |