Epic Eyeを使用してカメラデータを取得する
本チュートリアルでは、Pixel Proカメラを例に、UbuntuシステムでEpic Eyeを使用してカメラデータを取得する基本的な手順を紹介します。 他のモデルのカメラのインストール手順については、カメラハードウェアマニュアルをご参照ください。
カメラのインストール
インストール手順については、Epic Eye Pixel Proをご参照ください。
カメラIPアドレスおよびIPC IPアドレスの設定
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カメラのIPアドレスの取得と設定方法を使用して、カメラIPアドレスを確認および変更します。
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工業用コンピュータのIP設定方法に従って、IPC IPアドレスをカメラIPと同じサブネットに設定します。
Epic Eyeにログイン
以下の手順でEpic Eyeにログインします。
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ブラウザ(Chrome推奨)を開き、現在のカメラIPアドレスとポート番号(例:192.168.33.66:5000)を入力します。
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初回ログイン時には、Epic Eyeのログインパスワードを設定する必要があります。設定後、ログイン画面でパスワードを入力し、ログインをクリックします。
データ取得
ソフトウェア画面の右下にある撮影ボタンをクリックすると、カメラを制御して1回のデータ取得を実行します。
データ取得に関する詳細は、データの取得と表示方法をご参照ください。
パラメータの調整
前の手順で取得したデータが不十分な場合、パラメータを調整してデータ品質を向上させることができます。
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2D画像が明るすぎたり暗すぎたりせず、対象物の表面特徴がはっきりと見えるべきです。
暗すぎる
適切
明るすぎる
2D画像が暗すぎる場合は、2Dパラメータパネルの露光時間を長くしてください。 2D画像が明るすぎる場合は、露光時間を短くしてください。 露光時間を調整することで、2D画像の変化傾向を観察し、最適なパラメータ値を見つけることができます。
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深度マップと点群において、対象物のデータが完全であるべきです。
対象物の点群が不完全
対象物の点群が完全
対象物が暗色または反射しにくい場合は、3Dパラメータパネルの露光時間を長くしてください。 対象物が明るい色または反射しやすい場合は、露光時間を短くしてください。 露光時間を調整することで、深度マップや点群の変化傾向を観察し、最適なパラメータ値を見つけることができます。 パラメータ調整に関する詳細は、パラメータの調整方法をご参照ください。